grafana-7.5.15-3.el8

エラータID: AXSA:2022-4363:06

リリース日: 
2022/12/09 Friday - 06:59
題名: 
grafana-7.5.15-3.el8
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- @braintree/sanitize-url パッケージの sanitizeUrl 関数には、
不適切なサニタイズの問題があるため、リモートの攻撃者により、
クロスサイトスクリプティングを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2021-23648)

- go-toolset の net/http モジュールには、HTTP / 1 クライアント
として利用した場合に不正な Transfer - Encoding ヘッダを
受信してしまう問題があるため、リモートの攻撃者により、
不正なヘッダの受信を拒否しない中間サーバーを介して、HTTP
スマグリング攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-1705)

- go/parser モジュールの Parse 関数には、制限のない
再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、任意の
go 言語のコードを実行できる攻撃者により、深くネストされた
型や宣言が実装されたコードの実行を介して、パニックによる
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-1962)

- grafana には、OAuth アイデンティティ転送機能が有効な
データソースに対して、他ユーザーの認証情報無しで API
トークンを添えてクエリを送信すると、直近にログインした
ユーザーの OAuth アイデンティティが転送される問題が
あるため、API トークンの所有者により、意図していない
データの取得を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-21673)

- container-tools には、非標準の HTTP メソッドでリクエストを
処理する際に、HTTP サーバーがサービス拒否になる脆弱性が
あります。(CVE-2022-21698)

- grafana には、データソースやプロキシの URL を提供する
HTTP サーバーを制御している攻撃者により、データソースや
プラグインのプロキシを使った HTML コンテンツの提供を介して、
クロスサイトスクリプティング攻撃を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-21702)

- grafana には、クロスサイトリクエストフォージェリ (CSRF)
の問題があるため、リモートの攻撃者により、高権限の認証済み
ユーザーに対するクロスオリジン攻撃を介して、権限昇格を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-21703)

- grafana には、ユーザーの権限を適切に扱わない API
エンドポイントが存在する問題があるため、認証済みの
攻撃者により、特定のチーム ID などを含むクエリの送信を
介して、意図しないデータの取得を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-21713)

- encoding/xml モジュールの Decoder.Skip 関数には、
制限のない再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、深くネストされた XML ドキュメントを
介して、パニックによるサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-28131)

- io/fs モジュールの Glob 関数には、制限のない
再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、大量のパスセパレータを含む
パスを介して、パニックによるサービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-30630)

- compress/gzip モジュールの Reader.Read 関数には、
制限のない再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、連結された 0 バイトの圧縮ファイルを
大量に含むアーカイブファイルを介して、パニックによる
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-30631)

- path/filepath モジュールの Glob 関数には、制限のない
再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、大量のパスセパレータを含む
パスを介して、パニックによるサービス拒否攻撃を可能とする
脆弱性が存在します。(CVE-2022-30632)

- encoding/xml モジュールの Unmarshal 関数には、制限のない
再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、リモートの
攻撃者により、any フィールドを持つネストされた構造体への
XML データの取り込み処理を介して、パニックによるサービス
拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-30633)

- encoding/gob モジュールの Decoder.Decode 関数には、
制限のない再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、深くネストされた構造を持つ
メッセージを介して、パニックによるサービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-30635)

- net/http モジュールには、リバースプロキシサーバーが
X - Forwarded - For ヘッダーにクライアント IP を
設定してしまう問題があるため、X - Forwarded - For ヘッダに
nil 値を含む Request.Header マップを用いた
httputil.ReverseProxy.ServeHTTP 関数の呼び出しを介して、
クライアントの IP アドレスの不正な開示を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-32148)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. grafana-7.5.15-3.el8.src.rpm
    MD5: ba9cb6494f90d5fde5007905b04cd7c3
    SHA-256: 3048cda34e7482932acadb8466ee026674635c51c856718843d365970e91715d
    Size: 115.56 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. grafana-7.5.15-3.el8.x86_64.rpm
    MD5: d74042bf3945d37377f5a957e5959d6a
    SHA-256: 01b032081965e0fb258d366f1ca19913720e7732c735604798cb5b0c673d43da
    Size: 39.16 MB