openjpeg-1.3-16.AXS4

エラータID: AXSA:2017-1347:01

リリース日: 
2017/03/20 Monday - 08:51
題名: 
openjpeg-1.3-16.AXS4
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 4 for x86_64
Asianux Server 4 for x86
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- OpenJPEG の tcd.cw の opj_tcd_init_tile 関数には,複数の整数オーバー
フローが存在し,巧妙に細工された JPEG 2000 データによって,リモートの
攻撃者がサービス拒否 (ヒープベースのバッファーオーバーフロー) を引き起
こす,あるいは詳細不明の影響を引き起こす可能性のある脆弱性があります。
(CVE-2016-5139)

- OpenJPEG の tcd.c の opj_tcd_init_tile 関数には,巧妙に細工された
JPEG 2000 データによって,リモートの攻撃者がサービス拒否 (ヒープベースの
バッファーオーバーフロー) を引き起こす,あるいは詳細不明の他の影響を引き
起こす可能性のある脆弱性があります。(CVE-2016-5158)

- OpenJPEG には,複数の整数オーバーフローが存在し,dwt.c と t1.c の
opj_aligned_malloc を呼び出す間に,巧妙に細工された JPEG 2000 データ
が誤って処理されることで,リモートの攻撃者がサービス拒否 (ヒープベースの
バッファーオーバーフロー) を引き起こす,あるいは詳細不明な他の影響を引き
起こす脆弱性があります。(CVE-2016-5159)

- OpenJPEG の pi.c の opj_pi_create_decode 関数には,整数オーバー
フローが存在し,巧妙に細工された JPEG2000 ファイルが,境界外からの
読み込み,書き込みを引き起こすことによって,リモートの攻撃者が任意の
コードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-7163)

- ヒープベースのバッファーオーバーフローが CVE-2013-6045 のパッチに
存在し,巧妙に細工された JPEG2000 イメージによって,アプリケーションをク
ラッシュさせる,あるいは任意のコードを実行させる可能性のある脆弱性が
あります。(CVE-2016-9675)

一部CVEの翻訳文はJVNからの引用になります。
http://jvndb.jvn.jp/

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. openjpeg-1.3-16.AXS4.src.rpm
    MD5: abcebb5f74a1880efceacbd6ea37927e
    SHA-256: 1cbe0f48fe898a44c709614e273cb5580168d77b1b51f378fe2d9e38caad12f3
    Size: 0.99 MB

Asianux Server 4 for x86
  1. openjpeg-libs-1.3-16.AXS4.i686.rpm
    MD5: 430c1da5866cc08fa5bbfe5389ffb108
    SHA-256: 185f529f00ff30de40e67af8a28820e11bc00bcce2e18f621059e269c0b45b58
    Size: 61.12 kB

Asianux Server 4 for x86_64
  1. openjpeg-libs-1.3-16.AXS4.x86_64.rpm
    MD5: 81e8a2cc1680091fd7d3671c4a378ae0
    SHA-256: a7d17a3c87fc3308b5aba71e533aabc5420f06d333b7d7cea92be4010910ab35
    Size: 60.77 kB
  2. openjpeg-libs-1.3-16.AXS4.i686.rpm
    MD5: 430c1da5866cc08fa5bbfe5389ffb108
    SHA-256: 185f529f00ff30de40e67af8a28820e11bc00bcce2e18f621059e269c0b45b58
    Size: 61.12 kB