firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4

エラータID: AXSA:2016-611:07

リリース日: 
2016/08/08 Monday - 12:13
題名: 
firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 4 for x86_64
Asianux Server 4 for x86
Severity: 
High
Description: 

[修正内容]
以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Mozilla Firefox には、favicon のリソース取り込みに使用されたネットワークの接続を持続しており、関連するブラウザのウィンドウが閉じられた後、複数の IP アドレスからネットワークトラフィックを監視することによって、リモートの Web サーバがユーザを追跡しやすくする脆弱性があります。(CVE-2016-2830)

- Mozilla Firefox のブラウザエンジンには、Http2Session::Shutdown、SpdySession31::Shutdown、その他の関連する要因によって、リモートの攻撃者がサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす、あるいは任意のコードを実行する可能性のある複数の詳細不明な脆弱性があります。(CVE-2016-2836)

- Mozilla Firefox の Encrypted Media Extensions (EME) API の ClearKeyContent Decryption Module (CDM) には、ヒープベースのバッファーオーバーフローが存在し、不正な形式の動画提供と Gecko Media Plugin (GMP) サンドボックスの回避を行うことによって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する可能性のある脆弱性があります。(CVE-2016-2837)

- Mozilla Firefox の nsBidi::BracketData::AddOpening 関数には、ヒープベースのバッファーオーバーフローが存在し、SVG ドキュメントの双方向テキストコンテンツを介して、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-2838)

- Mozilla Firefox の mozilla::gfx::BasePoint4d 関数には、スタックベースのバッファーアンダーフローが存在し、クリッピング領域計算時に誤って処理される、巧妙に細工された 2 次元グラフィックスデータによって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-5252)

- Mozilla Firefox の nsXULPopupManager::KeyDown 関数には、解放後使用の脆弱性が存在し、トップレベルメニュー項目の選択中に、 Alt キーの使用のためにキーボードアクセスを利用することによって、攻撃者が任意のコードを実行する、あるいはサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2016-5254)

- Mozilla Firefox の WebRTC ソケットスレッドには、解放後使用の脆弱性が存在し、WebRTC セッションのシャットダウン中に、DTLS オブジェクトに関する不正なフリー操作を利用することによって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-5258)

- Mozilla Firefox の CanonicalizeXPCOMParticipant 関数には、解放後使用の脆弱性が存在し、入れ子になった同期イベントループ内で、自身の Service Worker を閉じるスクリプトによって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-5259)

- Mozilla Firefox は、sandbox="allow-scripts" 属性値を欠くサンドボックス化されたIFRAME 要素内で、MARQUEE 要素の JavaScript イベントハンドラ属性を処理しており、巧妙に細工された Web サイトによって、リモートの攻撃者がクロスサイトスクリプティング攻撃 (XSS) を実行しやすくする脆弱性があります。(CVE-2016-5262)

- Mozilla Firefox の nsDisplayList::HitTest 関数は、レンダリングの表示変換を誤って処理しており、"型の取り違え (type confusion)" を利用する巧妙に細工された Web サイトによって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2016-5263)

- Mozilla Firefox の nsNodeUtils::NativeAnonymousChildListChange 関数には、解放後使用の脆弱性が存在し、効果の適用中に誤って処理される SVG 要素によって、リモートの攻撃者が任意のコードを実行する、あるいはサービス拒否 (ヒープメモリ破壊) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2016-5264)

- Mozilla Firefox には、巧妙に細工された HTML ドキュメントおよびショートカットファイルを、同一のローカルディレクトリ内に配置することによって、リモートの攻撃者が同一配信元ポリシーを回避し、ユニバーサルクロスサイトスクリプティング 攻撃 (UXSS) を実行する、あるいは任意のファイルを読み込む脆弱性があります。(CVE-2016-5265)

一部CVEの翻訳文はJVNからの引用になります。
http://jvndb.jvn.jp/

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4.src.rpm
    MD5: 14d816d57eb2856fddc2d9720665a205
    SHA-256: 70707e64ce2c482ebf30df4e5462058f421ed53c7074e8fc07ca8f558d9a8e46
    Size: 337.97 MB

Asianux Server 4 for x86
  1. firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4.i686.rpm
    MD5: bd37f37ca169498f601ebca622ff08d9
    SHA-256: 7a390ee4e45972a89dba30cfb4a9dc8898a0e29a2ffe57ab419b9245ccb298e7
    Size: 75.02 MB

Asianux Server 4 for x86_64
  1. firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4.x86_64.rpm
    MD5: 50dd9ce2a42741f5bc7612b3c133f469
    SHA-256: a40fdd62df7d178432fb9015962749f62b96e3536fd90e52a8283dbac4b0dad2
    Size: 74.20 MB
  2. firefox-45.3.0-1.0.1.AXS4.i686.rpm
    MD5: bd37f37ca169498f601ebca622ff08d9
    SHA-256: 7a390ee4e45972a89dba30cfb4a9dc8898a0e29a2ffe57ab419b9245ccb298e7
    Size: 75.02 MB