mailman-2.1.15-21.el7
エラータID: AXSA:2015-217:01
以下項目について対処しました。
[Security Fix]
- GNU Mailman には,スタティックエイリアスを使用していない場合,ディレ
クトリトラバーサル脆弱性が存在し,リスト名の .. (ドットドット) によっ
て,リモートの攻撃者が任意のファイルを実行する脆弱性があります。(CVE-2015-2775)
- mailman では Domain-based Message Authentication, Reporting &
Conformance (DMARC) が Domain Key Identified Mail (DKIM) 署名のため
の Sender alignment を認識するような方法で設定することができませんで
した。そのため,yahoo.com あるいは AOL.com のような DMRC で
"reject" ポリシーを持つメールサーバに属する Mailman のメーリングリ
ストの登録者が,DKIM 署名を提供するあらゆるドメインに属する送信者
から転送されたメールを受け取ることができなかった問題を修正しました。
- /etc/mailman ファイルが誤ってパーミッションを設定しており,そのこと
によって,ある場合,"'NoneType' object has no attribute 'close'" と
いうメッセージを出力して Mailman のメーリングリストの削除に失敗して
しまう問題を修正しました。
- mailman が /etc/tmpfiles.d/ ディレクトリの tmpfies 設定を誤ってイン
ストールしてしまいます。そのため maiman パッケージが再インストール,
あるいはアップデートされると,maiman の tmpfiles 設定が上書きされたり
アップデートされたりする問題がありました。その問題を修正しました。
一部CVEの翻訳文はJVNからの引用になります。
http://jvndb.jvn.jp/
パッケージをアップデートしてください。
N/A
SRPMS
- mailman-2.1.15-21.el7.src.rpm
MD5: 5a89df62a5b694187679896fbe292089
SHA-256: 207a62b43a6585c570c02ee7d65c018d52bec43da9da99eaf96c436f52fae089
Size: 8.18 MB
Asianux Server 7 for x86_64
- mailman-2.1.15-21.el7.x86_64.rpm
MD5: a22621bb5df746f2930bbc0a79eb5acc
SHA-256: 86ea8427bd09cd3ca81f456f4036f27fa1b339c7a69fed2bc5303a8a22d974b9
Size: 5.41 MB