firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4

エラータID: AXSA:2015-182:06

リリース日: 
2015/07/06 Monday - 19:38
題名: 
firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 4 for x86_64
Asianux Server 4 for x86
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Mozilla Firefox の CanonicalizeXPCOMParticipant 関数には,解放後使用脆弱性が存在し,共有 worker へのXMLHttpRequest オブジェクトの添付ファイルを含む要因によって,リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2015-2722)

- Mozilla Firefox のブラウザエンジンには,リモートの攻撃者がサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす,あるいは任意のコードを実行する複数の詳細不明な脆弱性があります。(CVE-2015-2724)

- Mozilla Firefox のブラウザエンジンには,リモートの攻撃者がサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) あるいは任意のコードを実行する複数の詳細不明な脆弱性があります。(CVE-2015-2725)

- Mozilla Firefox には,巧妙に細工された Web サイトによって,リモートの攻撃者が任意のファイルを読み込む,あるいは任意の JavaScript コードを chrome 権限で実行する脆弱性があります。
注: この脆弱性は CVE-2015-0821 のレグレッションによるものです。
(CVE-2015-2727)

- Mozilla Firefox の IndexedDB 実装の IndexedDatabaseManager クラスには,詳細不明の IDBDatabase フィールドをポインタとして誤って解釈し,「型の取り違え」問題に関連する要因によって,リモートの攻撃者が任意のコードを実行する,あるいはサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-2728)

- Mozilla Firefox の Web Audio 実装の AudioParamTimeline::AudioNodeInputValue 関数には,振動子レンダリング範囲を適切に計算しておらず,リモートの攻撃者がプロセスメモリから機密情報を得る,あるいはサービス拒否 (境界外読み込み) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-2729)

- Mozilla Firefox の microtask 実装の CSPService::ShouldLoad 関数には解放後使用脆弱性が存在し,コンテンツポリシーに基づく DOM オブジェクトを削除することになるクライアント側の JavaScript を用いて,リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2015-2731)

- Mozilla Firefox の CanonicalizeXPCOMParticipant 関数には,解放後使用脆弱性が存在し,XMLHttpRequest オブジェクトの添付を含む要因によって,リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。(CVE-2015-2733)

- Mozilla Firefox の Direct3D 9 実装の CairoTextureClientD3D9::BorrowDrawTarget 関数には,初期化されていないメモリ位置からデータを読み込み,詳細不明な影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2734)

- Mozilla Firefox の nsZipArchive.cpp には,意図しないメモリ位置にアクセスし,巧妙に細工された ZIP アーカイブによって,リモートの攻撃者が詳細不明な影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2735)

- Mozilla Firefox の nsZipArchive::BuildFileList 関数には,意図しないメモリ位置にアクセスし,巧妙に細工された ZIP アーカイブによって,リモートの攻撃者が詳細不明な影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2736)

- Mozilla Firefox の Direct3D 11 実装の rx::d3d11::SetBufferData 関数には,初期化されていないメモリ位置からデータを読み込み,詳細不明の影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2737)

- Mozilla Firefox の YCbCr 実装の YCbCrImageDataDeserializer::ToDataSourceSurface 関数には,初期化されていないメモリ位置からのデータの読み込みによって,詳細不明な影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2738)

- Mozilla Firefox の ArrayBufferBuilder::append 関数には,意図しないメモリ位置へアクセスすることで,詳細不明な影響を与える脆弱性があります。(CVE-2015-2739)

- Mozilla Firefox の nsXMLHttpRequest::AppendToResponseText 関数には,バッファーオーバーフローが存在し,リモートの攻撃者がサービス拒否を引き起こす,あるいは詳細不明な他の影響を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-2740)

- Mozilla Firefox は ユーザーダイアログを生成する X.509 認証の問題にキーピンニングを強いておらず,ピンニングが有効な状態で, (1) 期限切れの証明書,(2) ドメインと一致しないホスト名によって, 中間者攻撃を行うユーザが意図したアクセス制限を回避する脆弱性があります。(CVE-2015-2741)

- Mozilla Firefox の PDF. js には内部 Workers に過度な権限を有効にしており,同一配信元ポリシーを回避することによって,リモートの攻撃者が任意のコードを実行する脆弱性があります。 (CVE-2015-2743)

一部CVEの翻訳文はJVNからの引用になります。
http://jvndb.jvn.jp/

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4.src.rpm
    MD5: 7e86129e911dcf98c8d584452bb39601
    SHA-256: fa6a99fbb4e624dffafa1b0d11c5377444f20c218182be08632c10556bfd60a4
    Size: 318.76 MB

Asianux Server 4 for x86
  1. firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4.i686.rpm
    MD5: 409dca74b1747963b5a55f2d5fb87952
    SHA-256: 204ba92b9fe50719517def92deb334f40b5cf07826312d29f0af23acff7c6ab5
    Size: 70.33 MB

Asianux Server 4 for x86_64
  1. firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4.x86_64.rpm
    MD5: 1a6d9d4950ad302b11f61298d5de2906
    SHA-256: cfef1de60473630d7594fd5189fc0f1887951fcf7e7949667f4b01e706f9f511
    Size: 69.61 MB
  2. firefox-38.1.0-1.0.1.AXS4.i686.rpm
    MD5: 409dca74b1747963b5a55f2d5fb87952
    SHA-256: 204ba92b9fe50719517def92deb334f40b5cf07826312d29f0af23acff7c6ab5
    Size: 70.33 MB