openssl-1.0.1e-30.AXS4.11

エラータID: AXSA:2015-155:05

リリース日: 
2015/06/18 Thursday - 16:44
題名: 
openssl-1.0.1e-30.AXS4.11
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 4 for x86_64
Asianux Server 4 for x86
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- OpenSSL の ssl/d1_lib.c の dtls1_clear_queues 関数は,アプリケーションのデータが ChangeCipherSpec message と Finished message の間にも到達する可能性があることを考慮せずにデータ構造を解放しており,予測できないアプリケーションデータによって,リモートの DTLS ピアがサービス拒否 (メモリ破壊とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす,あるいは詳細不明な影響を起こす可能性のある脆弱性があります。(CVE-2014-8176)

- OpenSSL の crypto/x509/x509_vfy.c の X509_cmp_time 関数には,カスタム検証コールバックを持つクライアント認証をサポートするサーバーに対する攻撃によって,リモートの攻撃者がサービス拒否(境界外からの読み込みとアプリケーションのクラッシュ)を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-1789)

- OpenSSL の crypto/pkcs7/pk7_doit.c の PKCS7_dataDecodefunction には,ASN.1 エンコーディングを用い,内部の EncryptedContent データが欠けている PKCS#7 blob によって,リモートの攻撃者がサービス拒否 (ヌルポインタデリファレンスとアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。 (CVE-2015-1790)

- OpenSSL の ssl/s3_clnt.c の ssl3_get_new_session_ticket 関数には競合条件が存在し,より前に取得されたチケットを再利用しようと試みている間に NewSessionTicket を提供することによって,リモートの攻撃者がサービス拒否 (二重解放とアプリケーションのクラッシュ) を引き起こす,あるいは詳細不明な他の影響を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-1791)

- OpenSSL の crypto/cms/cms_smime.c の do_free_upto 関数には,BIO データ構造の NULL 値をきっかけにする要因によって,リモートの攻撃者がサービス拒否 (無限ループ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2015-1792)

- 現時点では CVE-2015-3216 の情報が公開されておりません。
CVE の情報が公開され次第情報をアップデートいたします。

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. openssl-1.0.1e-30.AXS4.11.src.rpm
    MD5: 9b4bd9d9e0d2128ed1e6548d0e795513
    SHA-256: f7f609abeb70756947b28f4d57df6b139c46ba1a1773f64e6851025306f073e8
    Size: 3.06 MB

Asianux Server 4 for x86
  1. openssl-1.0.1e-30.AXS4.11.i686.rpm
    MD5: f8aba01a6070cb93f014fdbf13305a37
    SHA-256: d439f9e33b37cabfd368c05845cfb522aad41f384c54ada648b3a687052f23b6
    Size: 1.51 MB
  2. openssl-devel-1.0.1e-30.AXS4.11.i686.rpm
    MD5: 5d7002fc719e10810070e98661acf492
    SHA-256: 919cf62bef532e5118184aaa7f356130d60321dfd6cb16b4aa0ba60b48aed0ce
    Size: 1.17 MB

Asianux Server 4 for x86_64
  1. openssl-1.0.1e-30.AXS4.11.x86_64.rpm
    MD5: 026109cac577539dc8d6665a5528487d
    SHA-256: ae99b6ea7c2911b43bf549305c5ccbd8285834aad6b2c38deb1631c26092159f
    Size: 1.52 MB
  2. openssl-devel-1.0.1e-30.AXS4.11.x86_64.rpm
    MD5: a4e65517d52c0bde9a92bb19b14113d9
    SHA-256: db1cef38ed8f5a08b461d09d387232ca9635006f77f46341ffd1fa67b79c8ffc
    Size: 1.17 MB
  3. openssl-1.0.1e-30.AXS4.11.i686.rpm
    MD5: f8aba01a6070cb93f014fdbf13305a37
    SHA-256: d439f9e33b37cabfd368c05845cfb522aad41f384c54ada648b3a687052f23b6
    Size: 1.51 MB
  4. openssl-devel-1.0.1e-30.AXS4.11.i686.rpm
    MD5: 5d7002fc719e10810070e98661acf492
    SHA-256: 919cf62bef532e5118184aaa7f356130d60321dfd6cb16b4aa0ba60b48aed0ce
    Size: 1.17 MB