php-5.1.6-27.4.0.1.AXS3

以下項目について対処しました。<br />
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[Security Fix]<br />
- PHP の 64ビットプラットフォーム上で exif.c は誤ったキャストを実行し，巧妙に細工された Image File Directory (IFD) によって，リモートの攻撃者がサービス拒否 (アプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2011-0708)<br />
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- PHP の substr_replace 関数には開放後使用脆弱性が存在し，複数の引数に同じ変数を使用することで，攻撃者がサービス拒否 (メモリ破壊) を引き起こす詳細不明な影響のある脆弱性があります。(CVE-2011-1148)<br />
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- PHP の SdnToJulian 関数には整数オーバーフロー脆弱性が存在し，cal_from_jd 関数の第一引数に大きな整数を渡すことによって，攻撃者がサービス拒否 (アプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2011-1466)<br />
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- PHP の Streams コンポーネントに 詳細不明の脆弱性が存在し，FTP ラッパーとともに HTTP プロキシを用いている際に ftp:// URL にアクセスすると，攻撃者がサービス拒否 (アプリケーションのクラッシュ) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2011-1469)<br />
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- PHP の rfc1867_post_handler 関数には，multipart/form-data POST リクエストで適切にファイル名を制限しておらず，巧妙に細工されたアップロードリクエストによって，リモートの攻撃者が絶対パストラバーサル攻撃を行ったり，任意のファイルを作成したり上書きする可能性のある脆弱性があります。(CVE-2011-2202)<br />
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- PHP の 32ビットプラットフォームの exif_process_IFD_TAG 関数には整数オーバーフローが存在し，巧妙に細工された JPEG ファイルの EXIF ヘッダの offset_val 値によって，リモートの攻撃者が任意のメモリの場所の内容を読み込むことができたり，あるいはサービス拒否を引き起こす脆弱性があります。<br />
なお，この脆弱性は CVE-2011-0708 とは異なる脆弱性です。(CVE-2011-4566)<br />
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- PHP は フォームパラメータのハッシュ値を予想通りにハッシュの衝突を引き起こさないように制限しておらず，多くの細工されたパラメータを送信することによって，リモートの攻撃者がサービス拒否 (CPU の消費) を引き起こす脆弱性があります。(CVE-2011-4885)<br />
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一部CVEの翻訳文はJVNからの引用になります。<br />
http://jvndb.jvn.jp/