thunderbird-140.4.0-2.el8_10.ML.1

エラータID: AXSA:2025-11006:25

リリース日: 
2025/10/31 Friday - 17:27
題名: 
thunderbird-140.4.0-2.el8_10.ML.1
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Firefox および Thunderbird の MediaTrackGraphImpl::GetInstance()
メソッドには、メモリ領域の解放後利用の問題があるため、リモートの
攻撃者により、情報の漏洩、データ破壊、およびサービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2025-11708)

- Firefox および Thunderbird には、特権でのメモリ領域の範囲外
読み取りおよび書き込みの問題があるため、リモートの攻撃者により、
細工された WebGL テクスチャデータの処理を介して、情報の漏洩、
データ破壊、およびサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2025-11709)

- Firefox および Thunderbird には、リモートの攻撃者により、
細工された IPC メッセージの処理を介して、特権を持つブラウザ
プロセスからの情報の漏洩を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2025-11710)

- Firefox および Thunderbird には、書き込みが不可能とされている
JavaScript のオブジェクトのプロパティ値を意図せず書き換えられて
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、情報の漏洩、データ
破壊、およびサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2025-11711)

- Firefox および Thunderbird には、OBJECT タグの type 属性の処理
の不備に起因してブラウザのデフォルト動作を意図せず上書きしてしまう
問題があるため、リモートの攻撃者により、コンテンツタイプの指定
されていない Web リソースの処理を介して、クロスサイトスクリプ
ティング攻撃による情報の漏洩、およびデータ破壊を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2025-11712)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ領域の範囲外アクセスの
問題があるため、リモートの攻撃者により、任意のコードの実行を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2025-11714)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ領域の範囲外アクセスの
問題があるため、リモートの攻撃者により、任意のコードの実行を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2025-11715)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. thunderbird-140.4.0-2.el8_10.ML.1.src.rpm
    MD5: fc85aeafd655f250b03cb3f63a6ee902
    SHA-256: d4ccae9c7e5771899156f32ddc25492727d2df86dc96e7a071556429c6d186eb
    Size: 920.47 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. thunderbird-140.4.0-2.el8_10.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: c517aa00685a5e5faea36578aba2e971
    SHA-256: 26300f8723e9d9eb846e1bcbd67970b446c38a6eaf2c5d17d73d6f183666a3f2
    Size: 115.22 MB