git-lfs-3.6.1-1.el9

エラータID: AXSA:2025-10212:04

リリース日: 
2025/06/30 Monday - 16:41
題名: 
git-lfs-3.6.1-1.el9
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Go には、リモートの攻撃者により、不完全なポストハンドシェイク
メッセージを介して、サービス拒否攻撃 (クラッシュの発生) を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2023-39321)

- Go の QUIC プロトコルの処理には、接続後の受信メッセージの
バッファリングデータ量に上限が設けられていない問題があるため、
リモートの攻撃者により、サービス拒否攻撃 (メモリ枯渇) を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2023-39322)

- Go の net パッケージの Lookup() 関数には、無限ループの発生に
至る問題があるため、リモートの攻撃者により、細工された DNS
メッセージを介して、サービス拒否攻撃 (リソースの枯渇) を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2024-24788)

- Go の net/netip モジュールの複数の Is 関数 (IsPrivate() 関数、
IsLoopback() 関数など) には、IPv4 アドレスにマッピングされた
IPv6 アドレスに対して誤った判定結果を返してしまう問題があるため、
ローカルの攻撃者により、不正なネットワークアクセスを可能とする
脆弱性が存在します。(CVE-2024-24790)

- Go の net/http モジュールの HTTP/1.1 クライアント機能には、
情報レスポンス以外のステータスで応答する際の処理に問題があるため、
リモートの攻撃者により、「Expect: 100-continue」のヘッダーが
付与されるように細工した HTTP リクエストパケットの送信を介して、
サービス拒否攻撃 (クライアント接続の無効化) を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2024-24791)

- Go の FIPS モードには、初期化されていないサイズが設定された
バッファーを返してしまう不備に起因して、ハッシュ値を誤って比較して
しまう問題があるため、ローカルの攻撃者により、不正な認証、および
情報の漏洩などを可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-9355)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. git-lfs-3.6.1-1.el9.src.rpm
    MD5: 4bb624f4b632822fce75178b456a2683
    SHA-256: bd7df6f451bccb3b231d108c8f1bc25f00cdeed8a5784c4a95953c66e8190841
    Size: 3.45 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. git-lfs-3.6.1-1.el9.x86_64.rpm
    MD5: ab48a51bf34e347bc07b1f34b8622596
    SHA-256: 82728f47aabfd3aaf358bad21e62da1bc6e29a7046b9634a90dad52874afb9cf
    Size: 4.46 MB