ruby:3.1 security update

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- REXML には、リモートの攻撃者により、`<`、`0`、`%>` などの特定
の文字を含むように細工された XML 形式のデータの解析を介して、
サービス拒否攻撃 (リソースの枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-39908)

- REXML には、空白文字、'>]'、']>' などの特定の文字を多く含む
XML 形式のデータの解析処理に問題があるため、リモートの攻撃者により、
細工された XML 形式のデータの処理を介して、サービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-41123)

- REXML には、SAX2 もしくはプルパーサー API を用い XML 形式の
データの解析処理に問題があるため、ローカルの攻撃者により、多数の
エンティティ拡張を含むように細工された XML 形式のデータの解析を
介して、サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-41946)

- REXML には、リモートの攻撃者により、同じローカル名属性を持つ
多数の要素を含むように細工された XML 形式のデータの解析を介して、
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-43398)

- Ruby の CGI ライブラリの CGI::Cookie.parse() メソッドには、
Cookie 値の長さを制限していない問題があるため、リモートの攻撃者
により、細工された Cookie 値の処理を介して、サービス拒否攻撃
(過剰なリソースの枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2025-27219)

- Ruby の CGI ライブラリの Util#escapeElement() メソッドには、
リモートの攻撃者により、細工された正規表現の処理を介して、
正規表現サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2025-27220)

- Ruby の URI ライブラリの URL を扱うメソッドには、データの消去
処理に不備があるため、ローカルの攻撃者により、情報の漏洩を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2025-27221)

Modularity name: ruby
Stream name: 3.1