redis:6 security update

エラータID: AXSA:2025-9575:01

リリース日: 
2025/01/24 Friday - 19:21
題名: 
redis:6 security update
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Redis には、ヒープオーバーフローの問題があるため、
ローカルの攻撃者により、巧妙に細工された Redis 上で稼働
する Lua スクリプトを介して、任意のコードの実行を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-24834)

- Redis には、整数オーバーフローの発生、およびこれに起因
して意図しないサイズのメモリ領域の確保を試行してしまうの
問題があるため、ローカルの攻撃者により、巧妙に細工された
SETRANGE コマンドと SORT(_RO) コマンドの発行を介して、
サービス拒否攻撃 (メモリ枯渇) を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2022-35977)

- Redis には、ローカルの攻撃者により、巧妙に細工された
パターンを持つ SCAN や KEYS などの文字列マッチング
コマンドの発行を介して、サービス拒否攻撃 (CPU リソース
の枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-36021)

- Redis には、意図しないアサーションに失敗してしまう問題
があるため、ローカルの攻撃者により、巧妙に細工された引数
を持つ HRANDFIELD もしくは ZRANDMEMBER コマンドの
発行を介して、サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2023-22458)

- Redis には、整数オーバーフローの問題があるため、
リモートの攻撃者により、巧妙に細工された SRANDMEMBER、
ZRANDMEMBER、および HRANDFIELD コマンドの発行を
介して、サービス拒否攻撃 (意図しないアサーションの失敗に
よるプロセスの終了) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-25155)

- Redis には、HINCRBYFLOAT コマンドを用いて無効な
ハッシュフィールドを生成できてしまう問題があるため、
リモートの攻撃者により、サービス拒否攻撃 (クラッシュの
発生) を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2023-28856)

- Redis には、起動から利用者が設定した権限設定に変更する
までの間、デフォルトの権限設定で UNIX ソケットを開いて
しまう問題があるため、ローカルの攻撃者により、別の
プロセスからの不正な接続を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-45145)

- Redis の "KEYS"、"SCAN"、"PSUBSCRIBE"、
"FUNCTION LIST"、"COMMAND LIST"、ACL 定義などの
コマンドの処理には、制限されていない再起処理の実行に
起因したスタック領域のオーバーフローの問題があるため
、認証されたローカルの攻撃者により、巧妙に細工された
長い文字列の入力を介して、サービス拒否攻撃 (プロセスの
クラッシュの発生) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-31228)

- Redis のビットライブラリには、スタック領域のバッファー
オーバーフローの問題があるため、認証されたローカルの
攻撃者により、巧妙に細工された Lua スクリプトの実行を
介して、任意のコードの実行を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2024-31449)

- Redis のガベージコレクターには、ローカルの攻撃者に
より、巧妙に細工された Lua スクリプトの処理を介して、
任意のコードの実行を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-46981)

Modularity name: redis
Stream name: 6

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. redis-6.2.17-1.module+el8+1840+185d54f1.src.rpm
    MD5: 24638b6af02a9733fa02063ebe88fd5c
    SHA-256: 4adb38ff26e66f1f5ac8151d0cc85a333b4b4fa518e4d80c76d5248d4b745d14
    Size: 2.98 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. redis-6.2.17-1.module+el8+1840+185d54f1.x86_64.rpm
    MD5: 4fdb36944ca4c1ecbcc359a7d0cd3c41
    SHA-256: d084aa8f8f696257fe9a5d43c3c2ccf33b8f49bf541628472e108738edab0d38
    Size: 1.17 MB
  2. redis-debugsource-6.2.17-1.module+el8+1840+185d54f1.x86_64.rpm
    MD5: d13abc213d81f0294ad2266c79404496
    SHA-256: 04df79fec8c68c4420a59a0d2ef0e63f46636e9e8671168744103f708000daaf
    Size: 1.34 MB
  3. redis-devel-6.2.17-1.module+el8+1840+185d54f1.x86_64.rpm
    MD5: db84e8372d3c51407623bd7825b72e60
    SHA-256: 393d3816a1221bbdf0588ea3d5713192aa9e44098520fb1b58d02e779624d21d
    Size: 30.09 kB
  4. redis-doc-6.2.17-1.module+el8+1840+185d54f1.noarch.rpm
    MD5: acb72ed7d723e975153809e1f6f2bd64
    SHA-256: cc3dd3ff99c43dae602d72928d63f7e22dda1c479d019629c6b0261b6a11c9ea
    Size: 492.07 kB