grafana-10.2.6-4.el9

エラータID: AXSA:2024-9212:19

リリース日: 
2024/12/12 Thursday - 14:08
題名: 
grafana-10.2.6-4.el9
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Go の net パッケージの Lookup() 関数には、無限ループの
発生に至る問題があるため、リモートの攻撃者により、細工
された DNS メッセージを介して、サービス拒否攻撃 (リソース
の枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-24788)

- Go の archive/zip パッケージには、破損したルート
ディレクトリの情報の処理に問題があるため、リモートの攻撃者
により、細工された ZIP 形式のファイルの処理を介して、不正
な ZIP 形式のファイルの生成、もしくは ZIP 形式のファイル内
に隠された不正な情報へのアクセスを可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2024-24789)

- Go の net/netip モジュールの複数の Is 関数 (IsPrivate()
関数、IsLoopback() 関数など) には、IPv4 アドレスに
マッピングされた IPv6 アドレスに対して誤った判定結果を
返してしまう問題があるため、ローカルの攻撃者により、不正な
ネットワークアクセスを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-24790)

- Go の net/http モジュールの HTTP/1.1 クライアント機能
には、情報レスポンス以外のステータスで応答する際の処理に
問題があるため、リモートの攻撃者により、
「Expect: 100-continue」のヘッダーが付与されるように細工
した HTTP リクエストパケットの送信を介して、サービス拒否
攻撃 (クライアント接続の無効化) を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2024-24791)

- go-retryablehttp には、URL のサニタイズ処理が欠落して
いるため、ローカルの攻撃者により、ログファイルへの URL の
書き込みを介して、情報の漏洩を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-6104)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. grafana-10.2.6-4.el9.src.rpm
    MD5: e37501ac0cb969e50b605aaf07b1d838
    SHA-256: 1e28c2428b602241234849e5e3d6ac5c44d02831186d9afa9f71206ccadb3dd4
    Size: 335.89 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. grafana-10.2.6-4.el9.x86_64.rpm
    MD5: 6f25f0c6a8688e6583d6eb2fe57b2a8a
    SHA-256: d7f568397362e5aa76b2c3576b009950bb64576d9354835a11151fde4301873f
    Size: 112.08 MB
  2. grafana-selinux-10.2.6-4.el9.x86_64.rpm
    MD5: 7f1115e1a1fba77941058e56487e1cd9
    SHA-256: 57fe2b9f321396aa7fe1fe84022172bf6bbb64fd4c9839ee5d678195d6beeb43
    Size: 26.21 kB