podman-4.9.4-16.el9_4

エラータID: AXSA:2024-8979:10

リリース日: 
2024/11/12 Tuesday - 10:39
題名: 
podman-4.9.4-16.el9_4
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- podman および buildah の Dockerfile の RUN --mount
コマンドの bind-propagation オプションには、入力値の
チェック処理の不備に起因して任意のパラメーターを引き
渡せてしまうの問題があるため、ローカルの攻撃者により、
細工された Dockerfile の実行を介して、SELinux の保護
を迂回し、不正なディレクトリのマウントや、ディレクトリ
内のファイルの改ざんを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-9407)

- Buildah のキャッシュマウント機能には、指定したパス
がキャッシュディレクトリ内にあるかどうかを適切に検証
しない問題があるため、ローカルの攻撃者により、
Dockerfile の RUN 命令を用いてホスト上の任意の
ディレクトリのマウントを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-9675)

- Podman、Buildah、および CRI-O が利用している Go
の containers/storage ライブラリには、シンボリック
リンクトラバーサル攻撃を許容してしまう問題があるため、
リモートの攻撃者により、自動的に割り当てられるユーザー
名前空間を持つように細工されたコンテナイメージの実行
を介して、任意のファイルの読み取り、およびサービス
拒否攻撃 (メモリ枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-9676)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. podman-4.9.4-16.el9_4.src.rpm
    MD5: 311ee6790485c1e5e1913f46592c16f5
    SHA-256: 2520893d5db3577ca3be8fb483a58cbaa2f2d9fea4a6458bf61a253a89ac35f1
    Size: 22.76 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. podman-4.9.4-16.el9_4.x86_64.rpm
    MD5: 57f89903c0ab3f649b456e9f9831d298
    SHA-256: 2d1574b4a30b665308875c090159e0cacb62865ce5f15944f61074acf5c6be33
    Size: 15.56 MB
  2. podman-docker-4.9.4-16.el9_4.noarch.rpm
    MD5: e13a05eaec173f083147296b7321e672
    SHA-256: 6a6b10781c563b46fb806c5e4daf9156aebd6e3c605d3a915995bfec8571a7e8
    Size: 106.39 kB
  3. podman-plugins-4.9.4-16.el9_4.x86_64.rpm
    MD5: 548db912bbaafafe1be543153c5b6d78
    SHA-256: 6fc014623329d409ece22c808183f5fbe021e3b488510da97f6357819126ff0d
    Size: 1.28 MB
  4. podman-remote-4.9.4-16.el9_4.x86_64.rpm
    MD5: cf22de916a23df629d2bd88a883a6dbe
    SHA-256: d21d589231577bcc288b90d2afaeca97fde1f9baa56aef2a7259198e3c978c44
    Size: 10.25 MB
  5. podman-tests-4.9.4-16.el9_4.x86_64.rpm
    MD5: 9534c1cbab03a6fd0306874d06c749ed
    SHA-256: e7e54d4ec26725e2a97efb8a1ba90ab5a36b73dbff296f4acb19cb08317887f0
    Size: 211.12 kB