dotnet8.0-8.0.110-1.el8_10.ML.1

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- .NET には、HTTP レスポンスの書き込み処理中に HTTP／3
ストリームをクローズした場合のレースコンディションに起因
したメモリ領域の解放後利用の問題があるため、リモートの
攻撃者により、情報の漏洩、およびサービス拒否攻撃などを
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-38229)

- .NET の System.Security.Cryptography.Cose、
System.IO.Packaging、および System.Runtime.Caching
ライブラリには、ハッシュフラッディング攻撃を許容して
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、細工された
入力の処理を介して、サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2024-43483)

- .NET の System.IO.Packaging ライブラリには、
アルゴリズムの複雑さへの攻撃を許容してしまう問題がある
ため、リモートの攻撃者により、信頼できない入力の処理を
介して、サービス拒否攻撃 (CPU リソースの枯渇) を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2024-43484)

- .NET の System.Text.Json ライブラリには、アルゴリズム
の複雑さに対する攻撃を許容してしまう問題があるため、
リモートの攻撃者により、ExtensionData プロパティを使用
してモデルへの入力を逆シリアル化するように細工された
アプリケーションの実行を介して、サービス拒否攻撃 (CPU
リソースの枯渇) を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-43485)