firefox-115.7.0-1.el8_9.ML.1

エラータID: AXSA:2024-7500:06

リリース日: 
2024/02/02 Friday - 18:40
題名: 
firefox-115.7.0-1.el8_9.ML.1
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Firefox および Thunderbird の ANGLE バックエンドには、
メモリ破壊の問題があるため、リモートの攻撃者により、
サービス拒否攻撃 (クラッシュの発生) を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2024-0741)

- Firefox および Thunderbird のページの読み込み後の意図
しない入力を防ぐための機能には、誤ったタイムスタンプ値が
利用されていることに起因してプロンプトやダイアログの不正
な表示や消去を可能としてしまう問題があるため、リモートの
攻撃者により、利用者の誤誘導を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-0742)

- Firefox および Thunderbird には、印刷のプレビューを
表示した際にクラッシュしてしまう問題があるため、リモート
の攻撃者により、サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2024-0746)

- Firefox および Thunderbird には、unsafe-inline を
利用して iframe 内のコンテンツをロードした際に iframe
内のコンテンツが持つセキュリティーポリシーを iframe を
利用する側のコンテンツのセキュリティーポリシーでオーバー
ライドしてしまう問題があるため、リモートの攻撃者により、
セキュリティポリシーの迂回を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-0747)

- Firefox および Thunderbird には、"about:" ダイアログ
を利用して誤ったサイトをアドレスバーに表示してしまう問題
があるため、リモートの攻撃者により、利用者の誤誘導を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-0749)

- Firefox および Thunderbird には、権限付与の許可を得る
ためのポップアップ表示の遅延時間算出処理に問題があるため、
リモートの攻撃者により、クリックジャッキング攻撃による
権限付与確認の迂回を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-0750)

- Firefox および Thunderbird には、リモートの攻撃者に
より、細工された devtools 拡張を介して、特権昇格を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-0751)

- Firefox および Thunderbird には、特定の Hypertext
Strict Transport Security (HSTS) の設定環境下において、
リモートの攻撃者により、サブドメイン上の HSTS ポリシー
による保護の迂回を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2024-0753)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ破壊の問題が
あるため、リモートの攻撃者により、任意のコードの実行を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2024-0755)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. firefox-115.7.0-1.el8_9.ML.1.src.rpm
    MD5: 4ee9987fee334409e234e51419cc4f88
    SHA-256: a868e7205435bee78030bcd455cb4e2806c30fcd95b90a18912d56521867afb8
    Size: 705.82 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. firefox-115.7.0-1.el8_9.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: 6ca50769099d03d5a7fc8ef334d47548
    SHA-256: 2d637532a796041c59b448cab632fbef8bb95b8c79443fb59f5317bc80a60bd8
    Size: 115.16 MB