kernel-2.6.18-194.11.AXS3

エラータID: AXSA:2011-143:02

リリース日: 
2011/04/12 Tuesday - 15:38
題名: 
kernel-2.6.18-194.11.AXS3
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 3 for x86_64
Asianux Server 3 for x86
Severity: 
High
Description: 

以下の項目について対処しました。<br />
<br />
[Security Fix]<br />
- drivers/net/cxgb3/cxgb3_main.c内のcxgb_extension_ioctl()関数が、特定の構造体メンバを適切に初期化しないため、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-3296)<br />
<br />
- net/tipc/socket.c 内のget_name()関数が、特定の構造体を適切に初期化しないため、カーネルメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-3877)<br />
<br />
- 共有メモリ(copy_shmid_to_user)の処理に初期化漏れがあり、ローカルユーザーがshmctlシステムコールや古いshmインタフェースを利用することで、カーネル領域の情報漏洩の問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4072)<br />
<br />
- 32 bit 互換の IPC の処理に初期化漏れがあり、情報漏洩の問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4073)<br />
<br />
- シリアルポートドライバの処理の初期化漏れのため、情報漏洩の問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4075)<br />
<br />
- snd-hdsp ALSA ドライバに初期化漏れがあり、ローカルユーザーがioctlでSNDRV_HDSP_IOCTL_GET_CONFIG_INFOを呼び出すことにより、情報漏洩の問題がありましたが、これを修正しました。<br />
また、sound/pci/rme9652/hdspm.c 内のsnd_hdspm_hwdep_ioctl()関数が、構造体を初期化しないため、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4080, CVE-2010-4081)<br />
<br />
- ローカルユーザーが巧みに作られたソケットフィルターによって、sk_run_filter 関数にカーネルメモリの内容を読み取られ、Dos攻撃となってしまう脆弱性の問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4158)<br />
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- Asianux Server 3上でLinuxカーネルが使用される時、Xenのvbd_create()関数に、ゲストOSのユーザがblkbackドライバを通して仮想CD-ROMデバイスにアクセスを試みることで、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4238)<br />
<br />
- fs/exec.cに、引数と環境の配列を介してメモリが使用される際、 Out of Memory (OOM) Killer を許可しないため、ローカルユーザのexecシステムコールによってサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4243)<br />
<br />
- Xenのarch/x86/traps.c内のfixup_page_fault()関数に、準仮想化処理が動作している際、カーネルモードからhandle_gdt_ldt_mapping_fault()関数の呼び出しが正常に行われているか検証しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4255)<br />
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- drivers/net/igb/igb_main.c内のigb_receive_skb()関数に、Single Root I/O Virtualization (SR-IOV)およびプロミスキャスモードが有効で、VLAN が登録されていない場合、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる、またはその他の詳細不明な影響を受ける脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4263)<br />
<br />
- drivers/scsi/bfa/bfa_core.cに、portデータ構造体を適切に初期化しないため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4343)<br />
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- do_exitの権限回避を利用し、カーネルの任意の場所のコードを書き換えた上で、clear_child_tid機能を組み合わせることにより、BUGの発生やNULLポインター参照またはページフォールトを起こさせ、特権を得ることができる問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4258)<br />
<br />
- net/sctp/input.c内のsctp_icmp_proto_unreachable()関数に、競合状態が発生するため、サービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在する問題を修正しました。(CVE-2010-4526)<br />
<br />
- UNIX ドメインソケットの処理において、不必要となったメモリの再回収処理を定期的にしていなかったため、ローカルユーザーがSOCK_SEQPACKETソケットのためにsocketpairとsendmsgシステムコールを通すことによりメモリを逼迫し DoS 攻撃を受ける問題がありましたが、これを修正しました。(CVE-2010-4249)<br />
<br />
- ethtool ioctlハンドラーのethtool_get_regs()関数に初期化の欠陥があり、CAP_NET_ADMIN能力を持つローカルユーザが情報漏えいを起こすのにこの欠陥を使用できる問題を修正しました。(CVE-2010-4655)<br />
<br />
- 受信者は__release_sock()を実施する時、softirqが有効にされている状態で、skbをbacklogからsk_receive_queueに移しますが、この場合、複数の送信者はほとんど永久ループとなり、backlogのskbが全てのシステムメモリを消費する問題を修正しました。(CVE-2010-4251)<br />
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[Bug Fix]<br />
- CVE-2010-4263に関連して、igbドライバのバージョンアップを行いました。<br />
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[Enhancement]<br />
- 特定のフロッピードライブで、OS起動直後しばらくアクセスできない問題を修正しました。<br />
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一部CVEの翻訳文は、JVNからの引用になります。<br />
http://jvndb.jvn.jp/

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. kernel-2.6.18-194.11.AXS3.src.rpm
    MD5: 72a0dd23c4d8d49f3dfae017642a758c
    SHA-256: 75dca210a09b4dd9d573c3dc947265a79661cb8896deb76efb19e362bb09ce48
    Size: 80.72 MB

Asianux Server 3 for x86
  1. kernel-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: 0819b25fb4d2845e0e6b360bf490beda
    SHA-256: f7925c98ed693a4dd7eb69ac8727b8d0e25d10bdbccea1c2d64f37d81da5dc69
    Size: 17.25 MB
  2. kernel-devel-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: 0643dcc98fc67c77d5a1f02e35d08844
    SHA-256: 31a3524e7ebb37a621a138d6257ca789100f082f6a4069a0edb57b468c7e6bb9
    Size: 5.60 MB
  3. kernel-PAE-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: 32fa07ec426273fd2b4fe8c66ec1eeb7
    SHA-256: 7dc9ab1c7583aef3f0a86d8b59178c17a40d7a29831c19294c77c1c4e3dc1aeb
    Size: 17.27 MB
  4. kernel-PAE-devel-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: f3c98405bbc27e66554e8774a4aeaa56
    SHA-256: dfe03c5bb4456424adbd65124d49e3687fad44de5e7a79e616a8b9904e896546
    Size: 5.61 MB
  5. kernel-xen-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: 0f90b93dbbb396294f83b5f45009b429
    SHA-256: 682688edded00f8432a5584e3f21b4c140ed604affd09c91a717d7d7ed78000b
    Size: 18.37 MB
  6. kernel-xen-devel-2.6.18-194.11.AXS3.i686.rpm
    MD5: 9ea5cc6ca8631bddc323aef71968ccba
    SHA-256: 3997cefd1eaf20990ff153c1adba948b78dc6210032456bbcd08a946cdd5e099
    Size: 5.61 MB
  7. kernel-doc-2.6.18-194.11.AXS3.noarch.rpm
    MD5: 45ef65ee2c1cdb60e48d754a3ee0767c
    SHA-256: d762c61963b924dd8c21c2cc5efec5acfb2b9859969480124f2a89db82e91304
    Size: 3.08 MB
  8. kernel-headers-2.6.18-194.11.AXS3.i386.rpm
    MD5: 1550862f63dde1bff0774c0d09d37d23
    SHA-256: bb8a5b2f9cfe4631d79c25303bc57a2f5fdd5ea19e7b270eeba5cd5fd613142e
    Size: 1.07 MB

Asianux Server 3 for x86_64
  1. kernel-2.6.18-194.11.AXS3.x86_64.rpm
    MD5: d890288b63c4edce598a9037c1639ea5
    SHA-256: 3bd5e834605b22e1bcd62d9d88f5d79e69eb8c64f0ea59a023cddd9d25c456cf
    Size: 19.19 MB
  2. kernel-devel-2.6.18-194.11.AXS3.x86_64.rpm
    MD5: a06780d25f8acdf66748c578f1863b3e
    SHA-256: 506b7b30dba362fc1a644b919006d2999a361238e52f4f475245d2206c3dc952
    Size: 5.61 MB
  3. kernel-headers-2.6.18-194.11.AXS3.x86_64.rpm
    MD5: 7748e187f4b5562c19dcb82e48c9075e
    SHA-256: e65d0302444d34de8ad74c977ef0daaa4e683d2e886e22b3c71e9e6254c8571c
    Size: 1.11 MB
  4. kernel-xen-2.6.18-194.11.AXS3.x86_64.rpm
    MD5: 72e7ac9ca3374b8487d451f62bbcbd19
    SHA-256: c371e16743b8eba5e5c4acddd9cb8694c06d547d23cd8e81eac2470bee1a082e
    Size: 20.09 MB
  5. kernel-xen-devel-2.6.18-194.11.AXS3.x86_64.rpm
    MD5: a2d1b8af9354aef98140b6c5a7e39ec8
    SHA-256: 8abc2f2da8da2d79369d9b8e4c3fd18cf273e38038335ff252cf204018765f9b
    Size: 5.61 MB
  6. kernel-doc-2.6.18-194.11.AXS3.noarch.rpm
    MD5: 7685d16c882dda17727b022eb220182e
    SHA-256: 4208c540eb22bc72e5e27f98d12d86a31c5b6fde8c0160ac052b421d21a4b282
    Size: 3.08 MB