grafana-9.2.10-7.el9.ML.1

エラータID: AXSA:2023-6884:10

リリース日: 
2023/12/12 Tuesday - 09:07
題名: 
grafana-9.2.10-7.el9.ML.1
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Grafana の GeoMap プラグインには、SVG 形式のファイルを適切
にサニタイズしていない問題があるため、リモートの攻撃者により、
細工された SVG 形式のデータを介して、任意の JavaScript コード
の実行、およびこれに起因するクロスサイトスクリプティング攻撃
を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-23552)

- Grafana には、署名されていないプラグインが許可されていない
場合でもプラグインのダウンロードとインストールが可能となる
問題があるため、ローカルの攻撃者により、サーバー管理者を
誤誘導させることを介して、細工されたプラグインの実行を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-31123)

- Grafana の一部のプラグインには、リモートの攻撃者により、
プラグインの通信先への認証トークンの漏洩を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2022-31130)

- Grafana には、Cookie 上の認証情報を Grafana のプラグインに
意図せず送信してしまう問題があるため、リモートの攻撃者により、
情報の漏洩を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-39201)

- Grafana には、組織外のメンバーを招待できてしまう問題がある
ため、管理者が組織外のメンバーを誤って招待してしまうことを
介して、意図しないシステムの利用を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2022-39306)

- Grafana には、ユーザー名や電子メールが登録されていない場合、
ユーザーが存在しないことを示す JSON を応答してしまう問題が
あるため、リモートの攻撃者により、ログインページのパスワード
を失念した場合のリンクを用いた総当たり攻撃を介して、システム
に登録されているユーザーの特定を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-39307)

- Grafana には、[Open Original Dashboard] ボタンのリンク先に
任意の URL を挿入できる問題があるため、リモートの攻撃者に
より、細工されたクエリによる "originalUrl" パラメーターの編集
を介して、不正なサイトへの誘導を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-39324)

- golang の net/http ライブラリには、大量のメモリを消費して
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、細工した
HTTP/2 リクエストの送信を介して、サービス拒否攻撃を可能
とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-41717)

- Go の HTTP および MIME ヘッダーの解析処理には、必要以上
の大量のメモリを割り当ててしまう問題があるため、リモート
の攻撃者により、細工された HTTP もしくは MIME ヘッダーの
入力を介して、サービス拒否攻撃 (メモリ枯渇) を可能とする
脆弱性が存在します。(CVE-2023-24534)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. grafana-9.2.10-7.el9.ML.1.src.rpm
    MD5: 77473cf12da1c675388cbc7123a9a6f1
    SHA-256: 6e1d7982b5d20cbebbeb18a8f6dcc7877d072d7ea1de20d8be412d2c413f11cf
    Size: 321.65 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. grafana-9.2.10-7.el9.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: ac21023e3e0fb89ba81d551b2e859ab6
    SHA-256: 9fd70fa5c552841a285a40f1e9ce774dec09efab91310847726d6cefaf332adc
    Size: 72.92 MB