c-ares-1.19.1-1.el9

エラータID: AXSA:2023-6745:04

リリース日: 
2023/12/07 Thursday - 12:50
題名: 
c-ares-1.19.1-1.el9
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Node.js の c-ares パッケージの ares_set_sortlist 関数
には、入力文字列の妥当性を確認しない問題があるため、
リモートの攻撃者により、細工された文字列の入力を
介して、スタックオーバーフローの発生やサービス拒否
攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-4904)

- c-ares には、CARES_RANDOM_FILE ビルドオプション
を設定していないことに起因して rand() 関数が使用されて
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、内部
で利用されている乱数の予測を可能とする脆弱性が存在
します。(CVE-2023-31124)

- c-ares の ares_inet_net_pton() 関数には、バッファ
アンダーフローの問題があるため、ローカルの攻撃者に
より、"0::00:00:00/2" などの特定の IPv6 アドレスの入力
を介して、クラッシュの発生とこれに起因するサービス
拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-31130)

- c-ares には、/dev/urandom デバイスファイルもしくは
RtlGenRandom() 関数が利用できない場合、rand() 関数を
用いて生成した予測可能な乱数を DNS クエリ ID の生成に
使用してしまう問題があるため、リモートの攻撃者により、
DNS 応答の偽装を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-31147)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. c-ares-1.19.1-1.el9.src.rpm
    MD5: c10fa88bc2e4a8c9d9067319bf7d0fc8
    SHA-256: cd7f1a84646c09ee85a2d3e3783622376b1e65142d2b47c00516caa875c29880
    Size: 1.52 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. c-ares-1.19.1-1.el9.i686.rpm
    MD5: 33ff858f15b21a2d1909847bfbc97b51
    SHA-256: f3074f76ba03620f8b1b50e20e7c6b84c329d6506b5c47d8d3546e5fb6ec88ac
    Size: 113.85 kB
  2. c-ares-1.19.1-1.el9.x86_64.rpm
    MD5: 28a7b9cbcc9111cc24d63b00b87dd00f
    SHA-256: 506c2234d0c92c9184cd95715f30beb5b7d8998b8450eb91873776997d467817
    Size: 109.40 kB
  3. c-ares-devel-1.19.1-1.el9.i686.rpm
    MD5: 94c4a1cbb16551e80b2a606d4762efcd
    SHA-256: cfa8f63d1d44341851be24790bc717b73a2e55a79d84be20653e3de98cd750de
    Size: 98.24 kB
  4. c-ares-devel-1.19.1-1.el9.x86_64.rpm
    MD5: 6b5cfe825af90cea9e09120e4a7bfd01
    SHA-256: fc3f9630fc05328f95801008bfa6ad2ca27e0fc8e9fe51ee821de8adfc2dd47e
    Size: 98.23 kB