firefox-102.11.0-2.el9.ML.1

エラータID: AXSA:2023-6024:19

リリース日: 
2023/06/14 Wednesday - 03:09
題名: 
firefox-102.11.0-2.el9.ML.1
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Firefox および Thunderbird には、ポップアップの表示によって
アドレスバーを隠せてしまう問題があるため、リモートの攻撃者
により、細工されたコンテンツを介して、利用者を誤誘導し意図
しない操作をさせることを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32205)

- Firefox および Thunderbird の RLBox Expat ドライバーには、
メモリ領域の範囲外読み取りの問題があるため、リモートの攻撃者
により、クラッシュの発生とこれに起因するサービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2023-32206)

- Firefox および Thunderbird には、ポップアップ通知が遅れて表示
されてしまうことを利用したクリックジャッキングの問題がある
ため、リモートの攻撃者により、利用者を誤誘導し不正な権限を
付与させることを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32207)

- Firefox および Thunderbird には、型のチェック処理の不備に
起因して不正なコードがコンパイルされてしまう問題があるため、
リモートの攻撃者により、クラッシュの発生とこれに起因する
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32211)

- Firefox および Thunderbird には、datalist タグ
によってアドレスバーを隠せてしまう問題があるため、リモート
の攻撃者により、細工された Web ページを介して、利用者を
誤誘導することを可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32212)

- Firefox および Thunderbird の FileReader::DoReadData() メソッド
には、ファイルの読み込み時に初期化されていない値が読み込み
制限値として適用されてしまう問題があるため、リモートの攻撃者
により、メモリ破壊を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32213)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ領域の境界のチェック
処理が漏れているため、リモートの攻撃者により、メモリ破壊や
任意のコードの実行を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-32215)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. firefox-102.11.0-2.el9.ML.1.src.rpm
    MD5: f816c10f55e20a50c8089665b8718bf2
    SHA-256: 9633aa4492df5aeb6611dcafebc1f6ec9f11e1dac56d88c11fa0f9512f502119
    Size: 594.97 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. firefox-102.11.0-2.el9.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: 2b38e834b123ecb85dd74320fab7f6d3
    SHA-256: fd047ec34afaf1260e2a2225abc83e2f62084b15e77bcb4b8b17df2446ab1962
    Size: 107.03 MB
  2. firefox-x11-102.11.0-2.el9.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: 7ea24b6ded75e6d33907fe78449f0464
    SHA-256: 112cc43b9df1b081bad5d7f4ffd5b99910cabf7470209391bbb5751fa704ce51
    Size: 14.08 kB