edk2-20220126gitbb1bba3d77-4.el8

エラータID: AXSA:2023-5950:03

リリース日: 
2023/06/09 Friday - 06:28
題名: 
edk2-20220126gitbb1bba3d77-4.el8
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- OpenSSL には、サイドチャンネル攻撃が可能な問題があるため、
クライアントとサーバー間の本物の接続を観察していた攻撃者により、
サーバーに多くの試行メッセージを送信することで、ネットワーク
越しに平文を復元できる脆弱性が存在します。(CVE-2022-4304)

- OpenSSL の PEM_read_bio_ex() 関数には、ペイロードデータのサイズ
が 0 バイトの PEM ファイルを読み取った際、当該関数の実行が失敗する
にもかかわらず解放済みバッファーへのポインターをヘッダ引数に含めて
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、細工した PEM ファイル
を介して、クラッシュの発生とこれに起因するサービス拒否攻撃を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2022-4450)

- OpenSSL の BIO_new_NDEF() 関数には、CMS 受信者の公開鍵が無効
な場合など、当該関数の実行が失敗する特定の条件下で引き渡された BIO
チェーン情報を適切にクリーンアップせず、解放されたメモリ領域を利用
してしまう問題があるため、リモートの攻撃者により、クラッシュの発生
とこれに起因するサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2023-0215)

- OpenSSL の X.509 の GENERAL_NAME 構造体には、x400Address
メンバの型指定が誤って ASN1_TYPE として宣言されていることに起因
して任意のポインターを memcmp() 関数に引き渡すことができる問題が
あるため、リモートの攻撃者により、CRL チェックを有効にするなどの
細工をしたアプリケーションを介して、メモリ領域の不正な読み取りや
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2023-0286)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. edk2-20220126gitbb1bba3d77-4.el8.src.rpm
    MD5: 974558b177e8a1919d589d738fdd354c
    SHA-256: 0b1fe1c1b537d9bcd5dc11dfd1f34910f1cdd8f0bc1fff785f44ac9e1bda16ec
    Size: 14.60 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. edk2-ovmf-20220126gitbb1bba3d77-4.el8.noarch.rpm
    MD5: d88d6400a67481d67457602ad6cff002
    SHA-256: bf4fd43e2fbb07027af2f4399aae71d6c0dfddd6b71af7aa8439c6a8f9cda78d
    Size: 3.62 MB