thunderbird-102.4.0-1.el9.ML.1

エラータID: AXSA:2022-4248:24

リリース日: 
2022/11/30 Wednesday - 05:39
題名: 
thunderbird-102.4.0-1.el9.ML.1
影響のあるチャネル: 
MIRACLE LINUX 9 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Matrix JavaScript SDK には、不適切に細工された beacon イベントに
よって、クライアントがデータを安全に処理できなくなる可能性のある
脆弱性が存在します。(CVE-2022-39236)

- Matrix JavaScript SDK には、不適切な鍵の転送を受け入れる問題が
あるため、悪意のあるサーバーによって、なりすまし攻撃が可能となる
脆弱性が存在します。(CVE-2022-39249)

- Matrix JavaScript SDK には、ユーザー ID とデバイスの確認と署名の
2 つのステップ間において、署名される鍵が不適切に固定される問題が
あるため、悪意のあるホームサーバーと協力するリモートの攻撃者に
より、 クロス署名ユーザー ID の注入を介して、不適切な認証を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2022-39250)

- Matrix Javascript SDK には、Olm の代わりに Megolm によって暗号化
されたデバイス向けメッセージを受理してしまう問題があるため、
悪意のあるホームサーバーと協力するリモートの攻撃者により、 巧妙に
細工されたデバイス向けメッセージを介して、なりすまし攻撃を可能と
する脆弱性が存在します。(CVE-2022-39251)

- Firefox および Thunderbird には、同一オリジンポリシー違反に
より、クロスオリジンの URL エントリが盗まれる問題があるため、
performance.getEntries() を介して、リダイレクト結果の漏洩を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-42927)

- Firefox および Thunderbird には、ガベージコレクターが特定の
状態下にある場合でのアノテーションが欠落している特定のタイプ
の割り当てに問題があるため、リモートの攻撃者により、メモリ
破壊やクラッシュに起因するサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2022-42928)

- Firefox および Thunderbird には、リモートの攻撃者により、Web
サイトから特定の方法で window.print() を呼び出すことを介して、
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-42929)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ破壊の問題があるため、
リモートの攻撃者により、任意のコード実行を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-42932)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. thunderbird-102.4.0-1.el9.ML.1.src.rpm
    MD5: c733f07b969792122ba070dd34cca2f2
    SHA-256: 599fc1ee659e5cd962270e7a3ae7c20679a48e7d960bc9d4301678d7bb2e09fa
    Size: 612.87 MB

Asianux Server 9 for x86_64
  1. thunderbird-102.4.0-1.el9.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: 0cd91bd99373507e1ee4dcf16ac0568f
    SHA-256: 5d2c49847518460b056bb542af4eaa23b6d487ff2209390c32f989a3b4738f54
    Size: 100.86 MB