thunderbird-102.4.0-1.el8.ML.1

エラータID: AXSA:2022-3945:15

リリース日: 
2022/10/27 Thursday - 10:25
題名: 
thunderbird-102.4.0-1.el8.ML.1
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
High
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Matrix JavaScript SDK には、不適切に細工された
beacon イベントによって、クライアントがデータを安全に
処理できなくなる可能性のある脆弱性が存在します。
(CVE-2022-39236)

- Matrix JavaScript SDK には、不適切な鍵の転送を
受け入れる問題があるため、悪意のあるサーバーによって、
なりすまし攻撃が可能となる脆弱性が存在します。
(CVE-2022-39249)

- Matrix JavaScript SDK には、ユーザー ID と
デバイスの確認と署名の 2 つのステップ間において、
署名される鍵が不適切に固定される問題があるため、
悪意のあるホームサーバーと協力するリモートの攻撃者により、
クロス署名ユーザー ID の注入を介して、不適切な認証を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-39250)

- Matrix Javascript SDK には、Olm の代わりに
Megolm によって暗号化されたデバイス向けメッセージを
受理してしまう問題があるため、悪意のあるホームサーバーと
協力するリモートの攻撃者により、 巧妙に細工された
デバイス向けメッセージを介して、なりすまし攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-39251)

- Firefox および Thunderbird には、同一オリジンポリシー違反に
より、クロスオリジンの URL エントリが盗まれる問題があるため、
performance.getEntries() を介して、リダイレクト結果の漏洩を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-42927)

- Firefox および Thunderbird には、ガベージコレクターが特定の
状態下にある場合でのアノテーションが欠落している特定のタイプ
の割り当てに問題があるため、リモートの攻撃者により、メモリ
破壊やクラッシュに起因するサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2022-42928)

- Firefox および Thunderbird には、リモートの攻撃者により、Web
サイトから特定の方法で window.print() を呼び出すことを介して、
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-42929)

- Firefox および Thunderbird には、メモリ破壊の問題があるため、
リモートの攻撃者により、任意のコード実行を可能とする脆弱性
が存在します。(CVE-2022-42932)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. thunderbird-102.4.0-1.el8.ML.1.src.rpm
    MD5: 1533ae0361e4bb0106f1b3eeafee0fdd
    SHA-256: 5b62b6d2a689a37e3f39b3f3ad61a01685222a2178e3ba8c5230c289ba34fc8f
    Size: 612.88 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. thunderbird-102.4.0-1.el8.ML.1.x86_64.rpm
    MD5: c27972b0bc2f46507b48be8c3f24f0e7
    SHA-256: 577a85eacf454a97299e6cbdc922e764df75304b9a589a1f642823d890e5e0fd
    Size: 103.34 MB