git-lfs-2.13.3-3.el8

エラータID: AXSA:2022-3920:02

リリース日: 
2022/10/25 Tuesday - 14:12
題名: 
git-lfs-2.13.3-3.el8
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

[修正内容]
以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- go の x/text/language モジュールの ParseAcceptLanguage 関数
には、範囲外配列要素へのアクセスによってパニックの発生に至る
問題があるため、リモートの攻撃者により、HTTP Accept-Language
ヘッダーの -u- 拡張のパース処理を介して、サービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2020-28851)

- go の x/text/language モジュールの ParseAcceptLanguage 関数
には、スライス境界外アクセスによってパニックの発生に至る問題が
あるため、リモートの攻撃者により、HTTP Accept-Language ヘッダーの
BCP 47 タグのパース処理を介して、サービス拒否攻撃を可能とする
脆弱性が存在します。(CVE-2020-28852)

- go-toolset の net/http モジュールには、HTTP/ 1 クライアント
として利用した場合に不正な Transfer-Encoding ヘッダを受信して
しまう問題があるため、リモートの攻撃者により、不正なヘッダの
受信を拒否しない中間サーバーを介して、HTTP スマグリング攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-1705)

- go の net/http モジュールには、HTTP/2 接続のシャットダウン
前に致命的なエラーが発生した場合 HTTP/2 接続が無応答状態になる
問題があるため、リモートの攻撃者により、サービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-27664)

- io/fs モジュールの Glob 関数には、制限のない再帰実行により
スタックが枯渇する問題があるため、リモートの攻撃者により、
大量のパスセパレータを含むパスを介して、パニックによる
サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が存在します。
(CVE-2022-30630)

- path/filepath モジュールの Glob 関数には、制限のない
再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、リモートの
攻撃者により、大量のパスセパレータを含むパスを介して、
パニックによるサービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-30632)

- encoding/gob モジュールの Decoder.Decode 関数には、
制限のない再帰実行によりスタックが枯渇する問題があるため、
リモートの攻撃者により、深くネストされた構造を持つ
メッセージを介して、パニックによるサービス拒否攻撃を
可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-30635)

- net/http モジュールには、リバースプロキシサーバーが
X-Forwarded-For ヘッダーにクライアント IP を設定してしまう
問題があるため、X-Forwarded-For ヘッダに nil 値を含む
Request.Header マップを用いた httputil.ReverseProxy.ServeHTTP
関数の呼び出しを介して、クライアントの IP アドレスの不正な
開示を可能とする脆弱性が存在します。(CVE-2022-32148)

- go の math/big モジュールの Float 型および Rat 型を
レシーバーとする GobDecode 関数には、パニックの発生に至る
問題があるため、リモートの攻撃者により、短すぎる
入力データを介して、サービス拒否攻撃を可能とする脆弱性が
存在します。(CVE-2022-32189)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. git-lfs-2.13.3-3.el8.src.rpm
    MD5: b55db2c23784c5c10e963349e013bfd4
    SHA-256: 18bedc33a137ad66c6e17d9c1ae90579f18ce1f449057f6379c6f20f993a5ec8
    Size: 2.72 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. git-lfs-2.13.3-3.el8.x86_64.rpm
    MD5: 7e06738a2f3ca8b47d2e3d2c69666f6e
    SHA-256: 3e2ce2a8ea77331fd9cfb00b3b01fcf0df7e2c2d4d8f64b4f4029930f7b9d7df
    Size: 3.72 MB