GNOME security, bug fix, and enhancement update

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- WebKitGTK の AudioSourceProviderGStreamer 機能には、特別に細工された
ウェブページにアクセスさせることにより、コード実行に繋がる解放後使用が
発生する脆弱性があります。(CVE-2020-13558)

- Libraw の identify.cpp ファイル内の
LibRaw::identify_process_dng_fields には、スタックバッファーオーバーフ
ローが発生する脆弱性があります。 (CVE-2020-24870)

- WebKitGTK には、特別に細工されたウェブページにアクセスさせることによ
り、コード実行に繋がる解放後使用が発生する脆弱性があります。
(CVE-2020-27918)

- WebKitGTK には "Clear History and Website Data" が機能せずに履歴が消
去されない脆弱性があります。(CVE-2020-29623)

- GNOME gnome-autoar の autoar-extractor.c には、アーカイブに含まれて
いるファイルの親ディレクトリが、意図している展開先ディレクトリの外部へ
のシンボリックリンクかどうかのチェックが欠けているため、アーカイブ展開
時にディレクトリートラバーサルが行われる脆弱性があります。
(CVE-2020-36241)

- WebKitGTK の iframe の sandbox 機能には、悪意を持って細工されたウェ
ブコンテンツにアクセスさせることによって、iframe sandbox ポリシーに違
反する脆弱性があります。(CVE-2021-1765)

- WebKitGTK には、悪意を持って細工されたウェブコンテンツにアクセスさせ
ることにより、任意のコード実行に繋がる解放後使用が発生する脆弱性があり
ます。 (CVE-2021-1788)

- WebKitGTK には型を混同する問題があり、悪意を持って細工されたウェブコ
ンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性が
あります。(CVE-2021-1789)

- WebKitGTK のポートリダイレクト機能にはポート検証に問題があり、悪意の
あるウェブサイトから任意のサーバーの制限されたポートにアクセスされてし
まう脆弱性があります。(CVE-2021-1799)

- WebKitGTK の iframe の sandbox 機能には、悪意を持って細工されたウェ
ブコンテンツにアクセスさせることによって、iframe sandbox ポリシーに違
反する脆弱性があります。(CVE-2021-1801)

- WebKitGTK にはメモリー内のデータが破壊される問題があり、悪意を持って
細工されたウェブコンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可
能性のある脆弱性があります。(CVE-2021-1844)

- WebKitGTK にはロジックに問題があり、リモートの攻撃者によって任意のコー
ドが実行される可能性がある脆弱性があります。(CVE-2021-1870)

- WebKitGTK にはロジックに問題があり、リモートの攻撃者によって任意のコー
ドが実行される可能性がある脆弱性があります。(CVE-2021-1871)

- WebKitGTK の ImageLoader オブジェクトには、ある特定のイベントを処理
した際に解放後使用が発生する問題があり、特別に細工された悪意のあるウェ
ブページを読み込ませることによって、潜在的な情報漏洩や更なるメモリー内
データの破壊が発生する脆弱性があります。(CVE-2021-21775)

- WebKitGTK の GraphicsContext には、ある特定のイベントを処理した際に
解放後使用の問題があり、特別に細工された悪意のあるウェブページを読み込
ませることによって、潜在的な情報漏洩や更なるメモリー内データの破壊が発
生する脆弱性があります。(CVE-2021-21779)

- WebKitGTK のブラウザーには、巧妙に細工された悪意のある HTML ウェブペー
ジを読み込ませた時に解放後使用の問題があり、リモートからコードが実行さ
れる脆弱性があります。(CVE-2021-21806)

- GNOME gnome-autoar の autoar-extractor.c には、アーカイブに含まれて
いるファイルの親ディレクトリが、意図している展開先ディレクトリの外部へ
のシンボリックリンクかどうかのチェックが欠けているため、アーカイブ展開
時にディレクトリートラバーサルが行われる脆弱性があります。これは、
CVE-2020-36241 に対する修正が不完全によるものです。 (CVE-2021-28650)

- WebKitGTK には入力値検証する際に整数オーバーフローが発生する問題があ
り、悪意を持って細工されたウェブコンテンツを処理することで、任意のコー
ドが実行される可能性のある脆弱性があります。(CVE-2021-30663)

- WebKitGTK にはメモリー内のデータが破壊される問題があり、悪意を持って
細工されたウェブコンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可
能性のある脆弱性があります。(CVE-2021-30665)

- WebKitGTK にはロジックに問題があり、悪意のあるアプリケーションによっ
て、ユーザーの機密情報が漏洩する可能性がある脆弱性があります。
(CVE-2021-30682)

- WebKitGTK にはロジックに問題があり、悪意のある巧妙に細工されたウェブ
コンテンツを読み込ませることによって、ユニバーサルクロスサイトスクリプ
ティングが発生する可能性がある脆弱性があります。(CVE-2021-30689)

- WebKitGTK にはロジックに問題があり、悪意のあるウェブサイトによって、
任意のサーバーの制限されたポートにアクセスされる可能性がある脆弱性があ
ります。(CVE-2021-30720)

- WebKitGTK にはメモリーの取り扱い方からメモリー内のデータが破壊される
問題が複数あり、悪意のある巧妙に細工されたウェブコンテンツを読み込ませ
ることによって、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性があります。
(CVE-2021-30734)

- WebKitGTK には iframe 要素にクロスオリジン問題があり、悪意のある巧妙
に細工されたウェブコンテンツを読み込ませることによって、ユニバーサルク
ロスサイトスクリプティングが発生する可能性がある脆弱性があります。
(CVE-2021-30744)

- WebKitGTK にはメモリーの取り扱い方からメモリー内のデータが破壊される
問題が複数あり、悪意のある巧妙に細工されたウェブコンテンツを読み込ませ
ることによって、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性があります。
(CVE-2021-30749)

- WebKitGTK には型混同の問題があり、悪意を持って細工されたウェブコンテ
ンツを処理することで、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性があり
ます。(CVE-2021-30758)

- WebKitGTK には、特別に細工されたウェブページにアクセスさせることによ
り、コード実行に繋がる解放後使用が発生する脆弱性があります。
(CVE-2020-30795)

- WebKitGTK には入力値検証に問題があり、悪意を持って細工されたウェブコ
ンテンツを処理することで、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性が
あります。(CVE-2021-30797)

- WebKitGTK にはメモリーの取り扱い方からメモリー内のデータが破壊される
問題が複数あり、悪意のある巧妙に細工されたウェブコンテンツを読み込ませ
ることによって、任意のコードが実行される可能性のある脆弱性があります。
(CVE-2021-30799)