exiv2-0.27.4-5.el8

エラータID: AXSA:2021-2752:04

リリース日: 
2021/12/14 Tuesday - 05:12
題名: 
exiv2-0.27.4-5.el8
影響のあるチャネル: 
Asianux Server 8 for x86_64
Severity: 
Moderate
Description: 

以下項目について対処しました。

[Security Fix]
- Exiv2 には、巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
ヒープ領域でバッファーオーバーフローが発生する問題があり、攻撃者が
巧妙に細工された画像イメージで Exiv2 を動かせる場合、コードを実行できる
脆弱性があります。(CVE-2021-29457)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者が巧妙に細工された
画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで Exiv2 を
クラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-29458)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者が巧妙に細工された
画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで Exiv2 を
クラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-29463)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
ヒープ領域のバッファーオーバーフローが発生する問題があり、攻撃者が
巧妙に細工された画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを
欺くことで、コード実行の権限を取得できる脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-29464)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者が巧妙に細工された
画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで Exiv2 を
クラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-29470)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者が巧妙に細工された
画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで Exiv2 を
クラッシュさせ、サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-29473)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルからメタデータを読み込む際に
初期化されていないメモリ領域を読み込む問題があり、攻撃者が巧妙に
細工された画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで、
スタック領域のデータを数バイト漏洩させることのできる脆弱性があります。
(CVE-2021-29623)

- Exiv2 の CrwMap::encode0x1810 には整数オーバーフローの問題があり、
攻撃者が巧妙に細工されたメタデータを通じてヒープ領域のバッファー
オーバーフローを発生させ、サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
(CVE-2021-31292)

- Exiv2 には巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
非効率なアルゴリズムを使用する問題があり、巧妙に細工された
画像ファイルを Exiv2 で処理するようにユーザーを欺くことで、
サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込む際にのみ発生します。
(CVE-2021-32617)

- Exiv2 の jp2image.cpp 内の Jp2Image::readMetadata メソッドには、
rawData.size プロパティの入力検証が不完全であるため、悪意ある
EXIF データを含んだ巧妙に細工された JPG 画像を介してヒープ領域の
バッファーオーバーフローが引き起こされる脆弱性があります。
(CVE-2021-3482)

- Exiv2 には、巧妙に細工された画像ファイルのメタデータを出力する際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者がユーザーを Exiv2 で巧妙に
細工された画像ファイルを処理するように欺くことで、サービス拒否を
引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題は画像の ICC プロファイルを出力するときのみ発生します。
(CVE-2021-37618)

- Exiv2 には、巧妙に細工された画像ファイルへメタデータを書き込む際に
境界外読み込みが発生する問題があり、攻撃者がユーザーを Exiv2 で巧妙に
細工された画像ファイルを処理するように欺くことで、Exiv2 をクラッシュさせ、
サービス拒否を引き起こす脆弱性があります。
なお、この問題はメタデータを書き込むときのみ発生し、読み込みでは
発生しません。(CVE-2021-37619)

解決策: 

パッケージをアップデートしてください。

追加情報: 

N/A

ダウンロード: 

SRPMS
  1. exiv2-0.27.4-5.el8.src.rpm
    MD5: f08bd53a9850506cfdc676d2607a0b9e
    SHA-256: 90025bb65df2e6bf457cbf2677d38fc0a6a711fc4e1311d4a581d7f0dc92c2fa
    Size: 30.61 MB

Asianux Server 8 for x86_64
  1. exiv2-0.27.4-5.el8.x86_64.rpm
    MD5: 1b782e2dec71e5f97d9a47ca9f6104c4
    SHA-256: c2d66010409dab4271ff1d2f3ede1276b8b84c99920cb7e23a469b1e6bc88ec1
    Size: 1.01 MB
  2. exiv2-devel-0.27.4-5.el8.x86_64.rpm
    MD5: 210f1f99128bc70cfeed41c6166f1a3f
    SHA-256: b0e6dc259cfb9cc6ca3421abaa98a59e492162b45caf24462952fbffddf2bd2e
    Size: 283.29 kB
  3. exiv2-doc-0.27.4-5.el8.noarch.rpm
    MD5: bb89da5db1026156849967bd0d16efbf
    SHA-256: 6674b391259f56872b0f3f13716034d390ae3b09ced197c8cad95119c3ef4b3b
    Size: 3.05 MB
  4. exiv2-libs-0.27.4-5.el8.x86_64.rpm
    MD5: c64763625cab5808dc052a90ac2b0dff
    SHA-256: e9e3c684a73c6f5990e95eefc8ad126e634d870b6dd1e5c63cc28148962b0da3
    Size: 869.89 kB
  5. exiv2-devel-0.27.4-5.el8.i686.rpm
    MD5: cf22ed3315ace9759b3e8f3c67d352db
    SHA-256: 4af83602f7626b4d3d92c6ef18a7d88989e20751fcd4d52fdae3937afed75148
    Size: 297.92 kB
  6. exiv2-libs-0.27.4-5.el8.i686.rpm
    MD5: 38977b721eb89ef5d30d5c56c350bb07
    SHA-256: 2d8b0afdee41c2baa46fe841fe6e485c74520437d8306fa95cb53e883b61ebf4
    Size: 902.43 kB